セットリング

セットリングの登場は30年ほど前。婚約指輪に腰の高いダイヤモンドの立て爪リングが多く使われていた頃だそうです。
昔の立て爪リングは今と違って、高く爪を大きくしてダイヤモンドを持ち上げるように作られるのが一般的でした。
そのため豪華さは増すものの普段使いには向かず、タンスの引き出しにしまいっ放しになってしまうことも多かったようです。
それでは勿体ないと開発されたのが、立て爪に沿って脇から高さを支えるように工夫されたセットリングです。
セットリングの登場で立て爪リングの出番が増え、ブライダルリングのメーカーはエンゲージリングとマリッジリングをセット販売するようになりました。
最近のエンゲージリングには昔のように石が高く留められたものは見受けられませんが、デザインの質も上がっていることからエンゲージ、マリッジ単体でも充分な美しさを発揮します。